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ファッションにおいて、ミニマリストだとオシャレにはなれない

2017年9月11日

近年よく耳にする「ミニマリスト」という言葉。

服が大好きでミニマリストとは程遠いくらい物を持っている自分の考えと、たくさん服を持つことでの利点についてです。

ミニマリストと正反対の自分

どうも!

古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!

僕はミニマリストとは全く正反対の生き物。

物を持ちすぎている人間だと思います。

ミニマリストとは物を持たないこと、または必要最小限のものしか持たないことで、豊かに生きようという考え方ですね。

確かにその方が、物に投資することなく、他の自分がしたいこと、好きなことに投資できるようにもなるのでしょう。

しかしです。

ファッションにおいてミニマリストだと「メリット」よりも、「デメリット」の方が大きいはずなんですよ。

今回メリットが多いと思っているファッションにおけるミニマリストについて、改めて考えてもらいたかったので、いくつかのデメリットや物を持つことでのメリットを書き出してみました。

TPOにあった着こなしは種類を持たないと成しえない

ファッションにおいてとっても大切なのがTPO。

TPOを考えない事には本当にオシャレな着こなしや、場にあったファッションというのは絶対にできないんですね。

そして、そのTPOに合わせる着こなしというのは、服を一定量持っていないと成しえない訳です。

ミニマリストが良く使う「どんな時もある程度対応できるファッション」ではドレスアップが必要な場面では場違いになってしまいます。

それと逆に、アウトドアで本気で遊ぶ時などは、カジュアルなアウトドアファッションでなければそれもまた、場違いになってしまうでしょう。

僕はどんなところに誰に会いに、何をしに行くのかを考えて着こなしをかんがえることが多いです。

特に誰と会うかはかなり重要視していて、それを考えてその日のファッションの雰囲気を強くイメージしています。

それにも関わらず、もし服が少なかったのなら、その日会う人に合わせた着こなしはできないでしょう。

ファッションは自分でするものですが、人に見せるためにあるものでもあると思っているので、そこでミニマリストだとデメリットに効果が働いてしまうと思うんです。

せっかく物があるのだから楽しまなければ損

僕は別に、ミニマリストの生活を否定しているワケではありません。

一番言いたいのは、世の中にはせっかくいい物がたくさんあるんだから、それを楽しまないのは損なのではないかという事です。

物って、人が幸福で便利に過ごせるためにあるものであって、そうでない物は淘汰されてきました。

ですから、今僕たちの目の前にある物は、自分の生活を豊かにしてくれるものであるはずなんです。

昔からプラモデルなどを集めるのが好きで、物への執着は強い方だったと思っています。

プラモデルを作る過程も大好きでしたし、集めたプラモデルを鑑賞するのが何よりも好きでした。

それに対する勿体ないという気持ちは、今ほとんどありませんし、その時の収集癖があったから、今ファッションに対する「好き」もとことん追求できているんだと思います。

昔から物を楽しむ事ができる自分は、それが長所であると思っているんです。

物を持てば持つほど見る目が育つ

ミニマリストだと養えない物が「マキシマリスト(物を多く持つ人の事)」だと養えることができます。

その養えるものとは「見る目」です。

物を多く持ってきたという事は、それに触れてきたという事。

ファッションにおいてもそうですが、服って見て触れて、着てこそ初めてわかることもあるんです。

それがミニマリストよりマキシマリストの方が頻度が確実に高くなるんですから、「見る目」が育つのは当然とも言えます。

大人になったときに、見る目がない男性より、見る目(審美眼)を持ったカッコいい男性になりたいと思いませんか?

ぼくなら絶対に後者を選びます。

終わりに

別にオシャレに思われたくない、普通に思われさえすればよいという理由でミニマリストにあこがれる方は多いのかもしれません。

お金を物に使いすぎるのが勿体ないという気持ちも分かりますし。

ですが、物に使うからこそ見えてくるものって本当に沢山あるんですよ。

食べ物においてもそうです。

雑誌ではおいしいショップがたくさん紹介されているでしょうが、自分で食べてみなけらば、好みかどうかなんて絶対に分かりません。

そしてもちろん服も一緒。

実際に着てみないことには本当にそれが好みの服かどうかなんて分かりません。

服は好きだけどお気に入りの服だけを置いて、少なくしているという方ももしかしたらいるかもしれません。

服って場所をとるのでそれはその方の生活と掛け合わせた結果そうなった物なのでしょう。

僕も着なくなった服は、タンスにしまいっぱなしでは勿体ないとも思いますし、誰かに着てもらった方が良いのではないかと思い売ってしまう事もあります。

そんな着たくなった服でも、最初からほとんど着なかった服でも、買ったことに意味はあったと思っています。

なぜならそれを買ったことで色々な事を学ぶことができたから。

「マキシマリスト」も幸福な事であると僕は今回に限っては言い切っておきたいと思います。

それでは、ファッションを考えるうえでの参考になれば幸いです。

それではまた。

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k

ブログ歴7年。 古着屋勤務歴5年。 デザイナーズからビンテージまで幅広く色々な服が好きなので、このブログでも幅広いテーマで発信中です!

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