ワイドパンツブームをきっかけに再版されることとなったリーバイスのシルバータブ。
王道デニムブランドが出すワイドデニムパンツの魅力について、また再版された現行品と90s年代のオリジナルの見分け方などについてご紹介します。
どうも！
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です！
今回はデニムブランドの王様 Levi's（リーバイス）。そのブランドの一つのラインであるシルバータブについてです。
ただのコンテンポラリーラインではない、シルバータブの良さ。
そして、復刻されるほどの魅力についてご紹介したいと思います。
Levi's silverTab（リーバイスシルバータブ）とは
リーバイスのシルバータブとは、90s年代にリーバイスが打ち出したコンテンポラリーラインのことです。
動きやすく作られたリーバイスらしくないワイドなシルエットがその特徴でありシルバータブらしさでもありました。
最初にリリースされたのが、90年代。
80年代から90年代のワイドパンツブームに合わせて満を持して登場しました。
90年代の当時、世界ではクラブミュージックが全盛期の時代です。
夜な夜なクラブで踊る若者は、動きやすいパンツを選んでクラブに通ったといいます。
そこで、リーバイスが若者に向けて、動きやすくそれでいて価格を抑えたシルバータブを打ち出したのです。
瞬く間に、シルバータブは若者に受け入れられ、デカパンブームの恩恵を受けることになります。
そのデカパンブームの終焉と同時に、シルバータブはリーバイスのラインナップから一度は姿を消しのですが、2018年に再版されることに。
大きく形を変えず、値段も1万円と手ごろなまま復活をとげたシルバータブ。
90年代リバイバル、そしてワイドパンツブームの今、とてもおすすめしたいワイドパンツです。
BAGGY（バギー）とLOOSE（ルーズ)の違い
シルバータブにはいくつか種類がありますが、人気なのはこの2つ。
左が一番人気のある「BAGGY（バギー）」で右が次いで人気の「LOOSE（ルーズ）」です。
大きく違いはありませんが、LOOSEの方が裾のテーパードが少なく、よりワイドパンツ感を感じます。
個人的にはバギーの程よいテーパード感が好きですね！
シルバータブの魅力
こちらは、僕の所有するシルバータブのバギー。
生地は14.2オンスとかなり厚めで丈夫なコットンを使用しており、動きやすくてガシガシ履けるので、幅広い着こなしやスタイルに合わせられます。
また、かなりワイド目のパンツではあるのですが、程よいテーパードで足元はすっきりと履くことが可能。
バンズのスニーカーと合わせてスケーターライクに着こなすのが定番です。
現行品ですが、ウォッシュ加工が施されて雰囲気のある風合い。
この辺りのヴィンテージっぽい加工は流石リーバイスですね。
90年代のリーバイスと並べても、外見からは現行か90sなのかを判別することは僕には難しい。
それくらい、味のある良い雰囲気が出ています。
シルバータブの現行と90sの見分け方
外見からシルバータブの現行とオリジナルである90sを見抜くのは難しいですが、内側のタグを見ることで一発で判別可能です。
現行のタグ
現行品にはこのように縦に長いタグが付きます。
最近のリーバイスでよく見かける物ですね。
オリジナルのタグ
https://page.auctions.yahoo.co.jp/
オリジナルには上の様なタグがついており、90年代のリーバイスによく見られる物です。
コチラは日本語が記載されていることはないので、日本語の有無で判別しても良いでしょう。
ちなみに、こちらのタグから年代を読み取ることも可能。
「0693」という数字から1993年6月に作られた物だという事が分かります。
終わりに
以上、リーバイスのシルバータブについてご説明させていただきました。
ワイドパンツとしてかなり使いやすいパンツなのでぜひ、手に取っていただきたいです。
価格は上でも書きましたが、1万円程。
中古相場になると、現在2020年4月の相場で、オリジナルも現行品も大体同じ6000円前後になります。
定価1万円に対して相場6000円はかなり高く、人気のある証拠です。
現行品もかなりのクオリティなので無理にオリジナルの物を買う必要もありません。
新品か、古着か。
どちらか自分の好みの方を選択すると言ったので良いかと思います。
それでは、以上になりますが、パンツを選ぶ時の参考になれば幸いです。
ではまた。
