~オシャレへのステップ~
~ステップ1~
~ステップ2~
~ステップ3~
~ステップ4~
~ステップ5~
~ステップ6~
このステップではTPO別のファッションと言うのを深く考えてもらい、そこからどんなファッションをすべきなのかを導き出してもらいたいと思います。
TPOCとは?
まず、TPOは皆さん聞いたことがある物だと思います。
「時と場所と場合」を考えることを「TPOをわきまえる」などと使いますよね。
そして、TPOCというのはこの3つに「キャラクターの(C)」を足した僕が勝手に作った造語です。
実際TPOだけでは「オシャレなファッションの考えに足りない」と思っていた自分の考えからたどり着いた一つの答えなので、参考にしてもらえたらと思います。
TPOCを考えてコーデを作る
前回のステップ3の「トレンドとオシャレの関係性」だけではコーディネートを作ることはできません。
どんな時もオシャレに見せるには「TPO」に合わせた服装が大切なんです。
オシャレ目線よりも少し常識目線に近い考え方になりますね。
ということで、このステップでは常識を考えたオシャレを理解できるようになるはずです。
では、TPOCをひとつづつ細かく見ていきますよ!
「T」
まず「T」
これは、時・時間・季節といった時間の流れを表す言葉になります。
時間帯によって気温なども変わるでしょうから、それに対応できるファッションは必要ですよね。
例に出すと、ストールや上着あるいは傘までがその範囲でしょう。
また、季節感のあるファッションはとても大切で、四季のある日本においては「オシャレ」にも「常識」にも重要な影響があります。
季節を意識したファッションができることによってワンランク上のオシャレが可能になるはずです。
これも例に出すと、夏のシャツはリネンなどの通気性の良い素材を使ったり、冬は逆にウールなどの熱を留める素材を使うことで、より説得力のある服装が可能という事です。
逆にその季節にそぐわない素材を使う事で、どこかウソっぽい、どこかダサい服装になってしまうとも言えるでしょう。
「P」
続いて「P」
場所ですね!
行く場所によってファッションを変えるというのが本当に大事。
コレを誤るとオシャレ的にというよりも、一般常識的にダメな事が多いです。
結婚式にはスーツで参加するというのは常識で分かっている人は多いですが、高級フレンチに行くとなると急に分からなくなる人が多いんじゃないでしょうか。
もちろんドレスコード(とある場所に参加する場合の服装のルール)がある場合は別ですが、そうでない場合のさじ加減が難しいんですよね。
また、ドレスコードがあっても「スマートカジュアル」などの曖昧な時もあります。
なぜこの辺りがあいまいで難しいのかと言うと、そもそも定義がないからなんですね!
定義がないからこそ分からない、そして不安になってしまうんです。
しかし、自分なりの答え、自分なりのバランスを導き出すことができたら、これほど役に立つことはありません。
なんたって皆が分からないことを自分は知っているんですから。
「スマートカジュアル」を例に出すと、どこまでカジュアルにしていいのか分からない。
どの様にカジュアルにすれば分からないといった具合でしょうか。
スマートカジュアルの場合はセットアップをお店に合わせて着崩すのが正解だと思いますが、正直お店によってその着崩しのさじ加減は変わってくるでしょう。
お店ごとにカジュアルな雰囲気だったり、上品な雰囲気だったりとかなりの違いがあるわけですから。
そのためにも、そのお店の雰囲気をつかんでおくというのがスマートカジュアルでは大切な要素になるんです。
もし、このさじ加減を楽しめるようになってきたら、ファッションをより深く理解できるようになるでしょうね。
と言ったように場所を考えたコーディネートは行く場所を深く考える必要もあるんです。
「O」
つづいて「O」は、「場合」や「誰」と会うのかを考える項目です。
場所や時間と似ている所もありますが、「誰とどこに行くか」などを考えると理解しやすいかと思います。
上述した「場所」と少し被るのですが、結婚式やディナーに行く場合はスーツを基本スタイルとしているはずです。
逆にキャンプにスーツで来る人は場違いもいいところですよね。
この「場合」で考えて欲しいのは細かい服の視点です。
「スマートカジュアルがドレスコードだけど、そこまで堅苦しい場所じゃないからブラックデニムなら大丈夫だろう。」
みたいな「細かいファッションを考える視点」が欲しいんです。
「時間」や「場所」だけでは補えないのが、この「場合」と言っていいでしょう。
ステップ2でも書いた「客観的思考」がモロに効いてくる視点でもありますね!
ファッションが得意な人はこの「場合」を上手く見極めて、その時々のファッションを着こなすことができています。
逆に言うとこの「場合」を見極めることでファッションが得意な人になることが可能なんです!!
実は女性はこの「場合」の理解が深いんです。
変に男ウケしそうな格好で女子会にいこうものなら、「こんな時まで男ウケ狙うなや!」
となる場合もあるでしょう。
合コンに男ウケしすぎる格好でいこうものなら、「あざとすぎ!」
と思われてしまう場合もあります。
これらは女子の服装に対する理解が深いから見えてくる視点でもあるんですね。
男性はそこまで同性の服装を考えることは少ないはずです。
ですから男性は女子ウケするファッション、あざといファッションをして合コンに行っちゃいましょう!!
「C」
もう一つ大事な要素として「C」キャラクターを追加しています。
これも客観的な視点なんですが、人が考える自分の「キャラ」と言うものが存在しています。
それは「いつもメガネをかけている」や「いつも帽子を被っている」「この人はいっつもオシャレだ」または「この人はいつもダサい」
などです。
これは個人のキャラであり、このイメージを大きく飛び越えすぎると客観的に見ておかしく見える事があります。
特に顔周りは重要で、
メガネをかけていない人が急にメガネをかけるどこかおかしく見えてしまいますよね?
また、帽子を被りなれていない人が「帽子を被っている自分」を鏡で見て違和感があったりしませんか?
実はこの違和感の正体こそ慣れていないことからくる物。
つまり「今までのキャラとの相違」なんです。
じゃあ自分は一生伊達メガネをかけることはできないのか!?
という訳ではありません。
徐々にメガネをかけている自分を「キャラ」として浸透させていくことが必要なわけです。
それは周りにも自分にもです。
オシャレになりたければ、少しずつ「オシャレなキャラ」を浸透させていく必要があるという事です。
すぐにでもオシャレになりたいのなら、最近ファッションに興味を持ちだしたと公言すると、周りも受け入れやすいでしょう。
しかし、急にオシャレな格好をしだしたら
「どうしたの?」
と、いい意味でも悪い意味でも突っ込まれることは確実でしょう。
まぁあまり
「オシャレの勉強してます!!」
と言うべきではないとは思いますが、ファッションに興味を持ちだしたくらいが一番いい表現だと思いますよ!
ファッションに興味を持つのは悪いことでは絶対にありませんから。
いきなりは難しいですが、少しずつ自分がファッションに興味のあるキャラ付けをしていけばいいと思いますよ!
そして実はこのキャラにはもう一つの大切な意味があります。
それは「自分の体形や顔立ち・髪型」などです。
実際問題ファッションは体系でオシャレになったりダサくなったりしてしまいます。
モデルを見れば分かると思いますが、頭身が多いほど、スタイルは良く見えやすいんです。
モデルの顔はとても小さいですから。
また、日本人は外人より身長も低く、顔立ちも童顔です。
そんな日本人が外人と同じファッションでいいと思いますか?
答えはもちろん否です。
日本人やスタイルの悪い人はオシャレになれない。
そういっているのではありません。
ファッションにはその人に合った、「似合う物」と言うのがあるんです。
また、スタイルを良く見せるためのファッションと言うのも確立されているんです。
自分に似合うものを見つけていく。
自分の体形から目を背けず、上手に隠す。
または体を引き締めるのもオシャレになるためには重要なプロセスなんです!!
もちろん身長が168㎝しかない僕はそのための方法もブログの記事内でフォローしています。
自分の体形からファッションをあきらめることをせず、キャラを一緒に考えていきましょう。
ステップ4のまとめ
ここまででステップ4とさせてもらいます。
「TPOC」をなんとなくでも分かってもらえたでしょうか?
このステップを深く理解することで、ファッションに対する悩みが激的に減るはずです。
また、この考えはこれからいくつになっても使っていける考え方でもあります。
「TPOC」を考えつつ自分の着こなしを見つけていってもらいたいと思います。
では続いてのステップは「ファッションのバランス」になります。
今までのステップ2~4を絡めて考えてていくことで、ファッションに対する理解がものすごく進むはずです。
ここまでのステップを読んで理解するのが難しいと思った方。
是非次のステップ5までは読み進めてもらいたいです。
そうすればファッションと言うものが見えてくるはずです!!
それでは次のステップ「ファッションのバランスを考える」へお進みください!
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~ステップ5~「ファッションのバランスを考える」
~オシャレへのステップ~ ~ステップ1~ 「基礎の基礎を学んで土台を作る」 ~ステップ2~ 「誰からオシャレに見られたい ...
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~ステップ3~「トレンドとファッションのレベルを考える」
~オシャレへのステップ~ ~ステップ1~ 「基礎の基礎を学んで土台を作る」 ~ステップ2~ 「誰からオシャレに見られたい ...