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服・アイテムを明確に説明できる力がまだ自分には足りないと思った話

2017年10月13日

皆さんは物事の説明をするとき、どういったことに気を付けて解説しているでしょうか。

今回、古着屋で接客をしていて、改めて考えさせられたことについてお話ししようと思います。

どうも!

古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!

つい先日の話になるのですが、古着屋で接客をしていた所ある気づきがあったので、それを考えていきたいと思います。

中途半端な説明では分かりにくい

「このジャケットとこっちのジャケットがなんでこんなに値段違うの?」

とお客様からご相談を受けました。(プライバシーの問題もあるかと思いますので、質問のニュアンス・内容は変えています。)

そして、それを見た僕の感想は安い物は見るからに安っぽい作りで、値段の高い物は整った作りをしていました。

もちろん値段にはブランドによる違いなども含まれることかと思いますが、今回はノンブランドとして取り扱っている商品でのご質問です。

この質問に対して僕は、

「こちらの安い物の方が少しチープな・・・言い換えると、安っぽい作りになっていると思います。それに対してこちらは仕立ての良い物だから高く設定されています。」

そう説明してしまったんですね。

それに対してお客様は、

「安っぽいってどこら辺が安っぽいのかきちんと説明してくれなきゃ分からない。」

そうおっしゃったんですね。

僕はそれに対して、確かに・・・。

と思ってしまいました。

色んな服を見ている人ならまだしも、服にそこまで詳しくない方なら、どこが安っぽいのかをきちんと説明しないと分からないはずです。

こんなファッションブログを書いているのにもかかわらず。

そして、ショップの店員の説明は服好きにしか伝わらない物が多い。

と感じていた自分が同じようなことをやってしまっていたと気付いたんですね。

ブログでも、「できるだけ誰にでも分かりやすい説明」

それを考えてやってきていただけに、少々落ち込んでしまいました。

ブロガーである僕はこの説明や解説に長けていなけらばならないはずだと思っています。

でなければ、その服・アイテムの本当の良さをすべて伝えきることができませんから。

ですので、今回のお客様には改めて考えるきっかけをもらえて本当に感謝しています。

どういった説明をすべきだったのか考えてみる

では、この時どういった説明をすべきだったのか。

それを考えてみたいと思います。

まず、服の説明をするときに大切なのは専門用語を使いすぎないこと。

服好きに限らずなんですが、専門的な分野に携わっている方って、その言葉を常識として話してしまう事が多いんです。

僕の友達が専門的な仕事をしているのですが、話していると専門用語ばかりで何度も聞き返してしまいます。

まぁそれは友達間での会話なので、悪いとは言いませんが、やはり多少は人に合わせる必要性はあるはずだと思います。

また、ファッション用語って使えば使うほどどこかカッコよく見え、知的にも感じられるんですよね。

「このパンツ、トロピカルウールを使用した艶感ある素材で、ツータックでテーパードがキュッと効いてて、アンクル丈で着ていただけます。」

など、分かる人には分かりますが、知らない人は全く知らない言葉であるはずです。

ボキャブラリーが多い方が知識のある人だと思われるかもしれませんが、相手に伝わる言葉でなければ意味がないとも思うんですよね。

相手のバックグラウンドを考慮したうえでの説明ができるとより説得力が増すのではないか。

ですので、説明をする前にその方が服が好きそうか、それともあまり得意ではないのか。

それをある程度把握する必要もあると思うんですよね。

僕の今回の説明ではそのバックグラウンドを把握できていなかったことが問題だと思います。

ですので、もっと細かく説明するべきでした。

例えば、

「こちらの低価格な方のジャケットは気地厚も薄く、化学繊維で比較的低価格なポリエステルのみで作られた物になっておりまして、冬に一枚で着るには肌寒い物になっております。また、ボタンもプラスチック製の安価な物を使用しています。対してこちらの高価格なジャケットはウール100%の温かみのある生地で、気地厚もあり、生地代だけでそれなりに価格のするものとなっているように思います。また、ボタンが水牛でそれが6個もついていますから、それが価格に影響しているののでしょう。」

と細かく説明していれば、お客様の納得度も違うものになっていたはずです。

もちろんこれを説明するにはそれだけの知識量も必要ですが、もっと深く説明できるように、改めて知識も深めよう。

そう思える機会となりました。

接客には色々な気付きがある

接客には本当に色々な気づきがあります。

ブログでは読んでくれている方と直に話す機会は稀です。

ですが、古着屋の接客では直にお客様と話すことができ、その服の良さなど、細かい説明をその場で直接することができるんですよ。

古着屋で接客をしてみて、僕はやっぱりこういうのがやりたかったんだ!

と改めて思わせてくれました。

お客様と話すのって本当に楽しいんですよ!やっぱり服好きが集まってきますしね。

1ヵ月も立っていない古着屋の接客の仕事ですが、これ以外にもまだまだたくさんの気づきがありました。

そちらは、もっと時間がたってきたらお伝えさせてもらおうと思います。

今回は、接客って色んな気づきがあるよ!

というのと、ブロガーとして、伝わりやすく分かりやすいボキャブラリーを増やしていこう!

と思ったということを、伝えさせてもらいました。

では、以上になりますが、人に何かを説明するときの参考になれば幸です!

それではまた!

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ブログ歴7年。 古着屋勤務歴5年。 デザイナーズからビンテージまで幅広く色々な服が好きなので、このブログでも幅広いテーマで発信中です!

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