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【刺し子や襤褸】日本のヴィンテージを作るポータークラシック

2020年7月7日

ドメ好き・アメカジ好きなど、多方面から愛される日本ブランドのポータークラシック。

ポータークラシックならではの人気アイテムや素材感をご紹介します。

この記事はこんな方におすすめ

  •  ポータークラシックについて知りたい方
  •  ポータークラシックの人気アイテムが気になっている方

どうも!

古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!

今回はPorter Classic(ポータークラシック)の詳細についてご紹介していきます!

Porter Classic(ポータークラシック)とは

https://porterclassic.com/

「メイドインジャパン」「世界基準のスタンダード」をコンセプトに活動するポータークラシック。

ドメスティックブランドを着る若者やアメカジ好きの30代~40代、本物志向のおじさままで、世代問わず愛されるブランドです。

名前で勘付かれる方も多いですが、誰もが知る日本の鞄メーカー「Porter(ポーター)」とも深い関係にあります。

ポータークラシックの創業者で代表の「吉田克幸さん」は、現ポーターの代表取締役社長である「吉田輝幸さん」の弟。

また、「吉田克幸さん」「吉田輝幸さん」お二人の父である「吉田吉蔵さん」がポーターを創業しているといった関係性があるんですね!

ちなみに、ポータークラシックは「吉田克幸さん」とその息子さんの「吉田玲雄さん」二人で創業されました。

親子代々で日本を世界に発信している、本当にすごいことだと思います。

そんな、ポータークラシックと言えば、好きな方誰もが思い浮かべるのが、日本の新しい価値観を提示した素材「剣道」と「刺し子」

そして、それらに使われる日本独特の色「藍色」

これらの日本ブランドならでは!という素材づくりと色味が特徴的です。

それまで、日本人に根付いていながらも、ファッションとして昇華されることがなかった剣道着と刺し子素材

それらを海外の視点から見てファッションの一部とした功績は計り知れない物があります。

では続いて、それらのアイテムも含めて、ポータークラシックで定番として作り続けているアイテム、そして人気のアイテムを見ていきたいと思います。

ポータクラシックの代表アイテム



PC Kendo シリーズ

http://wm.digital-mountain.info/blog/20180907-1/

日本の剣道着から着想を得て、生地からオリジナルで作られたのがこの「PC Kendo」シリーズです。

日本に根付いた服・素材に新しい価値を与える、そういったポータークラシックの理念を体現した、ブランドを代表するアイテムとなっています。

独自に開発した素材には、インドのスジャータ綿と、西インド諸島セントビンセント島の海島綿を交配した、 最上級のスビンゴールド綿を使用。

使用していく過程で柔らかい風合いへと経年変化していくのを考えて作られています。

また、ただ剣道着に使われた素材を使うのではなく、そういった和の素材を現代でも着やすいフレンチジャケットなどの洋のデザインに落とし込むことで、和洋折衷な日本を感じる洋服に仕上げることが出来ているんですね。

海外から見た日本の文化を、本当にカッコいい視点で洋服に作り替えることが出来たポータークラシックの名作。

手の込んだ素材作りの為価格も高額ですが、それだけの価値があります。

PC Sashiko シリーズ

https://www.houyhnhnm.jp/mag/porter_classic_nyuko/sp/index02.html#01

日本に古くからある伝統手芸、それが「刺し子」です。

麻布や木綿布などに、木綿糸で刺繍する手法で、過去、日本の庶民の間で、着古した服の補強などに使われており、そこから誕生した手法だと言われています。

現在ではデザインとして使われることが多く、藍色の布に白糸で縫うのが刺し子の定番としてあります。

ポータークラシックの「PC Sashiko」シリーズはそんな日本の伝統手芸の「刺し子」を独自の素材で作り上げたオリジナルファブリックが特徴です。

手の込んだ独特な藍色の風合いを持った生地をフレンチジャケットやPコートなどの洋服に使用することで新しい服へと昇華しています。

「PC Kendo」に並び、日本らしさ、ポータークラシックらしさが前面に出たシリーズです!

また、「PC Kendo」と「PC Sashiko」を組み合わせたアイテムもリリースされており、ポータークラシックの良さが最大限に表現された物となっています。

http://wm.digital-mountain.info/blog/20181104/



SUPER NYLON シリーズ

https://torato.jp/porter-classic/015-191

ナイロンに独自の染料で製品染めすることによって作られる、ポータークラシックの「SUPER NYLON」シリーズ。

このシリーズでは、ヘルメットバッグが人気ですが、その他にもリュックやショルダーバッグ、コートなども作られています。

素材は、デニムの染め同様に使用していくことで色落ちし、本来であればバックの経年に伴う劣化を経年変化として楽しむことが出来ます。

吉田カバンの定番であるナイロン素材のバックとは少し見方を変えた、吉田克幸さんのバッグに対する新しい価値観を感じることが出来ますね!

ヘタレていくバックを使っていくのではなく、育てていくバック。

そういう物を大切にする日本人らしい考え方で使っていくことが出来ます。



ALOHA SHIRTS(アロハシャツ)

https://dannakameguro.shop-pro.jp/?pid=148747237

コチラもポータークラシックの夏の定番として毎シーズンリリースされている「アロハシャツ」

アロハらしくレーヨン100%で作られるシャツは、ひんやりと冷たく夏にぴったり。

サイズ感もゆとりがあり、ゆったりと着る現代のアロハシャツといったアイテムとなっています。

半袖と長袖の展開があり、春夏通して使えるのもいいですね!

また、デザインはイラストレーターやデザイナー・切り絵絵画など多数の顔を持つ「mimoe」さんがイラストを担当しています。

独特な世界観の柔らかいタッチがゆったりとしたシルエットのアロハシャツにぴったりとはまったデザイン。

毎シーズン違うデザインですが、過去の映画の世界観を表現した映画アロハシリーズなど、人気のシリーズも存在します。

ROLL UP STRIPE SHIRT(ロールアップシャツ)

https://www.digital-mountain.net/shopdetail/000000011254/

アロハシャツに続いて、ポータークラシック定番のシャツ。

名前の通り、ロールアップした時のシルエットやバランスを考えて作られており、袖をまくることで本領を発揮するシャツとなっています。

ゆったりとリラックスして着られる、今人気のシャツです。

https://www.phaeton-co.com/?pid=113290033

襟部分に「Roll up」の文字が入るので、ハンガーにかかっている状態なら、すぐにロールアップシャツだと分かります!



NEWTON BAG(ニュートンバッグ)

https://monomax.jp/archives/33942/

寝具の老舗メーカー昭和西川のmuatsuとコラボしたポータークラシックの新しい定番品「ニュートン」

ウレタンフォームのmuatsuをリュックのストラップ部分に備えることで、体にかかる重力が分散され、背負うと重さが消えるほどの感覚を味わうことが出来ます。

現在ではナイロンや刺し子素材も登場していて、ポータークラシックのバックの中でも人気のアイテムです。



Hand Work Necklace(ハンドメイドネックレス)


https://www.pinterest.com/pin/846324954949600638/

ヴィンテージのバンダナなどを解体したあと、一つ一つ手編みで作っていくのがこちらのハンドメイドネックレス。

ヴィンテージの生地を使っているので、一つとして同じものはなく、手編みならではのざっくりとした雰囲気が特徴です。

ルックなどを見ると重ね付けをを推奨していますが、一つからでも十分に印象的な首元を演出できるかと思います。



ポータークラシックのサイズ感

ポータークラシックはサイズ表記が「1,2,3,4」などの数字表記、「S,M,L,XL」などの英語表記のアイテムに別れています。

だいたい、1がS、2がMサイズ相当になっているのかと。

170cmの一般的な体系ならサイズ2、3やM、Lあたりでゆったり着るのが良いかと思います。

刺し子や柔道シリーズなどはジャストサイズ気味に着ている人が多い印象です。

また、アロハシャツはレーヨンで作られている為、洗濯すると縮みが出てしまうこともあります。

特に中古品では縮が出てしまった物が出ていることも多々あるので、サイズ表記よりも実寸を優先しましょう。

ポータークラシックの取り扱い店

PORTER CLASSIC 伊勢丹新宿メンズ館

東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿メンズ館 8F

BLOOM&BRANCH AOYAMA

東京都港区南青山5-10-5 第一九曜ビル 101

BLOOM&BRANCH TOKYO

東京都新宿区新宿 4-1-6 新宿ニュウマン 4F

STUDIOUS 2nd 原宿

東京都渋谷区神宮前4-27-2 アレスビル1F

Porter Classic KANAZAWA

石川県金沢市堀川新町3-1 金沢フォーラス 1F

※都内と人気店のみ記載しています。

終わりに

以上、ポータークラシックについてでした。

知れば知るほど日本の素材の良さ、そしてポータークラシックの日本に対する愛情を感じますよね。

リリースするアイテム全てがこだわりを持って経年で変化していく物を作っているので、長く使っていけるアイテムばかり。

洋服って一生物という表現が使われる物も少なくないですが、デザインのトレンドの変化などで実際には10年使えない物も多いものです。

そんな中、ポータークラシックのアイテムはデザイン面や経年変化で変わっていく雰囲気も含めて、本当の意味で長く使えるアイテムなのではないかと思っています。

それでは以上になりますが、ポータークラシックを購入する時の参考になれば幸いです。

ではまた。

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ブログ歴7年。 古着屋勤務歴5年。 デザイナーズからビンテージまで幅広く色々な服が好きなので、このブログでも幅広いテーマで発信中です!

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