2017年春夏のUNIQLO U (ユニクロ ユー)をレビュー【買いな物&ダメな物】

2017年秋冬のユニクロUはこちらでレビューしています。↓

どうも！

古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です！

ファッションを楽しく、分かりやすく、トレンドフルにお伝えしています！！

今回は大注目のユニクロUのレビュー。

もうすでに色々な所でレビューを見かけますね！

今回全品見てきたのですが、このブログでは、買いな物とダメだと思った物だけ紹介しようと思います。

ユニクロUの良さとは？

まず、商品レビューの前にユニクロUはなぜここまで話題になるのかを解説したいと思います。

ユニクロUは去年から展開されているラインで、2015年のユニクロ&ルメールのコラボから生まれました。

今のユニクロUはルメール氏とのコラボというよりも、ルメール氏をデザインチームに加えて一緒に服を作っていこうというスタンスのようです。

そんなルメール氏ですが、服好きでもなければ知らない方も多いでしょう。

誰もが分かりやすいルメール氏の経歴としては、エルメスのディレクターを務めていたことでしょう。

エルメスは世界的に有名で、ブランドの中のブランドと呼ばれるくらいのイメージを持ち続けています。

そんなハイブランドのデザインを低価格で手に入れることができるとあって、ルメール氏を知るファッションフリークから絶大な支持を集めているんですね！

またルメール氏とユニクロの服のコンセプトが似ているのも特徴で、「流行よりも長く着られる服」というのをどちらも意識しています。

長く着られるデザインのいい服を低価格で買う事ができるのがユニクロUの良さなんですね！

買いな物

では、買いなアイテムを見ていこうと思います。

もちろん個人的な意見ではあるので、参考程度にしてくださいね！

コーチジャケット

http://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/uniqlou?quickviewproduct=195207

正直かなりいいなと思った一着です。

今年キテるコーチジャケットですが、ユニクロUからも出ましたね。

コチラかなりシンプルな装いで、ボタンまで同じ色で統一されています。

またユニクロ特有の無駄なロゴもついていないので、ユニバレも防げます！

生地感はかなりハリのあるナイロン素材で、裏地もあり、春前からアウターとして使えそうな感じです。

スポーツブランドが出すコーチジャケットって裏地がない物もあって、春からしか無理そうだなと思う物が多いんですが、そんな中で春前から使えそうなのは差別化できているかなと思います。

スポーツブランドのコーチジャケットを紹介しています↓

特に袖のリブ仕様がいいいんですよね！

しまえるリブ袖？

http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/195207-56#thumbnailSelect

リブを出して使ったり、仕舞って使ったり。

着こなしの幅が増えそうです！！

リブは防寒にもありがたい仕様ですしね。

また、この出来栄えで値段が５９９０円＋税とかなり安い価格設定だと感じました。

このルメールのラインはユニクロにしては高いと思う品が多々あるのですが、コレはそういう訳でもなく、本当にいい価格。

「春アウターがない」「コーチジャケットを探していた」という方にはぜひ一度手に取ってもらいたい一着です！

デニムジーンズ＋

http://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/uniqlou?quickviewproduct=193426

管理人の僕が購入した物の一つがこのデニムジーンズです！

コレ隠れ良品だと思います！！

と言うのもユニクロのデニムって最近細い良品デニムが出てきたものの、ワイド気味の良品デニムはなかったんです。

それが今回、腰回りがゆったりしていて、それでいて裾にかけてテーパードしている仕様。

またヴィンテージ感にもこだわっているのが良く分かります。

一般のラインのデニムよりも、どうも気地厚があるようでしたし、生地の起毛感がヴィンテージデニムのそれです。

レプリカを得意としている「フルカウント」のデニムと毛羽立ちが似ているんです！

また裾のアタリ加工も申し分ないです！

はっきり言って、セレオリでもここまで出来のいいワイドデニムパンツはないと思うんですよね。

価格も３９９０円＋税と完全に価格破壊です。

http://www.uniqlo.com/jp/stylingbook/pc/style/10002127

こちらユニクロのスタイルブックですが、まさにこんな着こなしが今年したいですね。

このコーデ見て誰がユニクロコーデだと思うでしょう。

すげーなユニクロ・・・。

ブロードシャツ

http://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/uniqlou?quickviewproduct=197624

今回完全に一押しのアイテム。

生地に艶感があり、高見えするアイテムでしょう。

ストライプで地味すぎず、一枚でも使えるし、ニットとの重ね着にも使えますね。

真っ黒のシャツは少しカッコ付けすぎにも見られて使いづらい所があるのですが、ストライプなので、カジュアルな印象もありかなり高バランス。

オンにもオフにも使えるでしょう。

値段も２９９０円＋税とかなりの安さ。

１つだけ言いたいのはボタンの色が黒でも良かったかなと。

まぁこれでもバランスが良いので、好みの差になるかとは思いますが。

今回一押しのアイテムです！

オープンカラーシャツ（半袖）

http://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/uniqlou?quickviewproduct=197622

なかなか見かけない、リヨセル素材を使った高級感のあるオープンカラーシャツ。

リヨセルは光沢のあるなめらかな風合いが特徴で、ドレスなどに使用される素材です。

こういった形のシャツは鹿の子などの素材で作られることが多く、シャツはあまり見かけません。

（ポロシャツとかですね。）

そういった意味でも差別化でき、また夏に短パンと合わせてもカジュアルすぎない印象になると思います。

夏に向けて一枚買っておいてもいいかもしれませんね。

リヨセルは水にぬれると少し硬くなるので、海などでの着用には注意しましょう。

ミラノリブクルーネック

http://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/uniqlou?quickviewproduct=197622

今回発売前からもかなり注目が集まっていたのが、このアイテムですね。

コレ何かというと、夏に使うニットです！

夏ニットと言うのは、セレクトショップでもちょこっとしか扱わないアイテム。

と言うのも使用期間があまりに短いからなんですね。

春の初めには肌寒いし、夏本番ともなると暑くて着れません。

そういった意味で使用期間が短いアイテムとなっているんです。

着る機会が少ないアイテムを買うのは勿体ない。

そういう理由からあまり見かけないアイテムなのですが、逆に差別化として使いたいところ。

今回ユニクロで格安で展開してくれているので、挑戦するいい機会かと思います！

もちろんアイテム的にもオススメで、秋冬も人気があったミラノリブを使った物になっています。

気地厚があり、ハリがある。

それでいて適度にリラックス感のあるサイジングになっているので、使いやすそうですね！

ミラノリブクルーネックチェニック

http://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/uniqlou?quickviewproduct=190427

こちらレディース版の夏ニット。

これメンズでも使えると思います。

着用してみてもレディースっぽいシルエットにならず、腰まで隠れる裾丈です。

また、メンズの物と違いスリットと言われる、サイドの切れ目が入っているので、腰に裾がたまりません。

裾が腰にたまるのが嫌いで、いつもニットを買う時は少し大きめの物を買うかスリットが入った物を買っているのですが、そういった方にはオススメです。

レディース商品だけあって少し身幅が狭いので、体躯のある方はきついかもしれません。

ライトウェイトオーバーサイズコート

http://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/uniqlou?quickviewproduct=195203

最後にオススメに入れようか迷ったアイテム。

ですが、ギリギリオススメに入れておきます！

まず、生地は通気性の良いポリエステル素材。

落ち感もあり、オーバーサイズには向いていると思いました。

ボタンも前回の秋冬に続き少し安っぽさはある物の、同色に合わせて目立たないので許容範囲内。

普段のユニクロのサイズで着るとオーバーサイズに着られて、流行のビックサイズシルエットが作れます。

逆に丁度良すぎるのを着てしまうと野暮ったい印象が先行してしまうので、きちんとオーバーサイズで着用するのに向いていますね。

ではなぜ、これをギリギリなオススメにしたのかと言うと、

「着る期間が短い」からです。

上のニットでは着る期間が短くて皆が着ないから差別化に繋がる。

と言いましたが、このアイテムは差別化しなくても同じような物はたくさんあります。

通気性を良くすることをかなり考えて作られていると思うんですが、夏はやはり無理ですよね。

そして、春先にはまだ寒すぎるでしょう。

中を着こめばいいかもしれませんが、それでは通気性の意味もなく、他で代用できてしまいます。

価格も９９９０円＋税と今回のラインナップで一番高く、もう少し出せばセレクトショップに同じような物は多々あります。

そんな理由から今回はギリギリオススメさせてもらいました。

ダメな物

あまりダメな物などのピックアップはしないのですが、ラインナップが多いので、失敗しないように紹介しておきます。

ユニクロの方に見られたら怒られるかな・・・。

デニムワークジャケット（特に薄ブルー）

http://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/uniqlou?quickviewproduct=195584

少し期待していたアイテムだけに実物を見てショックでした。

何といってもボタンが安っぽ過ぎる。

フライフロントになっているので、閉めるとボタンが見えませんが、

使う時は大抵ボタンをはずして着ると思うので、丸見えに。

そんなものにこんなボタンを使っちゃだめだと思います。

形もビックサイズと野暮ったいのの中間位のサイジングで何とも言えないですね。

スーピマコットンリブクルーネックセーター

http://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/uniqlou?quickviewproduct=190698

透けて見えてしまうんじゃないかと思うリブ仕様。

横に伸びるリブ素材のニットなんですが、それに良さを感じませんでした。

他に良品ニットが多いユニクロでコレを買う理由が見当たりませんね。

コレを買うなら、通常ラインのファインメリノウールを買うか、ミラノリブを買います。

イージーワイドパンツ

http://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/uniqlou?quickviewproduct=193428

発売前のルックを見ていてもダメだろうなと思っていたんですが、実物を見てよりダメだなと感じました。

ワイドと言えるほどシルエットが大きくもなく、素材もシワが出てしまう物を使っています。

スラックスワイドパンツの素材は落ち感を出す必要があると思っています。

そのため生地は、少し厚めで艶のある物の必要があり、そうすることで綺麗なシルエットのワイドパンツにすることができるはずなんです。

なのに、こんな軽くシワの出る生地を使っては綺麗なシルエットは出ません。

履きこなすのはかなり難しいでしょう。

トートバック

http://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/uniqlou?quickviewproduct=197664

発売前はひそかに期待していたアイテム。

ダメなところは一つです。

真っ白にしないでほしかった・・・。

やはり買い物バックはレトロ感のある少しベージュがかった色合いがベストです。

ここまで白にする必要はなかったのではないでしょうか。

終わりに

以上、ユニクロUの買いな物・ダメな物でした！

全アイテムを見た結果から言うと、期待感と結果が同じくらいでしたね。

予想外にいいアイテムもあり、予想外に悪いアイテムもあったラインナップだったんじゃないでしょうか。

ワイドデニムはちょうど探していたところだったので、本当にいい物を買えたなと思っています。

やっぱりユニクロUは程よくトレンドを取り入れてくれるので、ありがたいですよね。

これからもどんどんいい物を出して言ってもらいたいです。

以上になりますが、

参考になれば幸いです！

それでは！