アメリカの物と一味違うヨーロッパ物のリーバイスをユーロリーバイスと呼びます。
今回は、そのユーロリーバイスの見分け方や年代を判別する方法などについて見ていきたいと思います。
こんにちは!
古着屋店員の「fukusuke(@fukusukeblog)」です!
今回は古着業界で徐々に人気の出てきているユーロリーバイスについて見ていきたいと思います。
ユーロリーバイスとは?
ユーロリーバイスとはリーバイスのデニムの中でもヨーロッパを中心に生産・販売されたリーバイスです。
80年代~90年代物が多く、ヴィンテージ501のような色合いとタテ落ちが楽しめるのが大きな特徴でもあり、現在注目されている理由でもあります。
70年代以前の BIG E などよりも安価で入手がしやすく、現行品にはない独特の雰囲気が楽しめるとあって、比較的若い世代に人気があるように思います。
特に501は細すぎず太すぎずのちょうどよいルーズさが特徴のシルエット。
バランスが良いので、色々な着こなしにハマるのが良いですね。
ヴィンテージリーバイスの値段が徐々に上がってきている昨今。
持っていて損がないのが、このユーロリーバイスというカテゴリのアイテムだと思います!
見分け方と工場番号
ユーロリーバイスの主な見分け方は内タグに記載されている生産国。
この部分に、フランス・イギリス・スペインなどヨーロッパの生産国が記載されていた場合ユーロで製造された物なのでユーロリーバイスとなります。
また、タグ以外からはボタン裏の番号からある程度絞ることが可能です。
3桁の2から始まる数字がユーロリーバイスには多いですね。
ちなみに、アメリカ物は5から始まるものが多く、日本物はJから始まるものが多いです。
また、ボタン裏の番号は工場番号を表していると言われているので、そこからもある程度推測することができます。
ということで、工場番号ごとの生産国をまとめてみました。
工場番号ごとの生産国
266⇒ベルギー製
292⇒スペイン製
275・388⇒フランス製
299・311⇒イギリス製
年代判別
続いて年代を判別する方法。
ユーロ物は殆どが80年代~2000年代の物なので、80年代と90年代の大体の見方を覚えておくと年代判別が可能です。
90年代
まず90年代から2000年代初期の物は上の様な少ししっかりした生地感のタグが付きます。
アメリカリーバイスの復刻物につくようなタグですね。
バレンシア製のリーバイスに付くようなやつです。
299が工場番号で、まるで囲った右端の96が製造年になります。
80年代
80年代の物は90年代のタグに比べて少し生地感が薄いです。
見分け方は大体同じで、タグ右端にある4桁が製造年となっています。
この場合は1988年11月製造ですね。
終わりに
以上ユーロリーバイスの判別と年代判別についてでした。
今90年代のリーバイスがかなり高騰してきています。
数年前よりも確実に高くなっているので、ユーロリーバイスもその煽りを受けて確実に高騰していくでしょう。
ですので、自分にぴったりの一着を見つけた時はぜひ購入を検討して見てください!