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【マルジェラの定番と名作】現行から古着でしか手に入らないアーカイブを紹介

2021年7月28日

マルジェラの定番から名作まで実はかなりの数の物が存在します。

そこで、コアなアーカイブから、現在人気のアイテムまでを全てまとめてご紹介していきたいと思います!

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こんにちは!

古着屋店員の「fukusuke(@fukusukeblog)」です!

今回は、マルジェラのアイテムの定番品と名作について!

30年以上と言う歴史を誇るマルジェラですが、現在までに多くの名作が生まれてきました。

今回はそんな現在では定番品になったアイテムから、現在はリリースされていないアーカイブの名作までを順不同にご紹介していきたいと思います!

※登場した年代なども合わせてご紹介していきますが、年代のずれなどがある場合があります。

その場合コメントなどでお伝えいただけるとありがたいです!

それでは早速みていきましょう!

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タビブーツ

https://www.buyma.com/item/59358271/

マルジェラの中でも最も重要なピースがタビブーツ。

1988年の設立当初からの作られており、代表するアイテムとなっています。

「足袋は日本の文化である、作業用の靴」という認識を、「ファッション用の靴」という認識に再構築したマルジェラの凄さ。

アーティザナルのように、物そのものを再構築することに目が行ってしまいますが、認識その物を再構築させることこそマルジェラの本質にあるように思います。

現在の足袋は種類も豊富で、メンズモデルも展開しています。

ヒールの高さも様々なので、自分の使いやすい形や高さを選んでみると良いですよ!

登場シーズン

1989年~

八の字ライダース

https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/w-class/item/1-176-2011-402-00-2/?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_img

マルジェラのメンズの中での代表的なアイテムが八の字ライダース。

八の字のようにジップのデザインがあることから日本ではそう呼ばれています。

ハの字とも言われますが、公式ではこの呼び方ではないので、八でもハでもどちらでも大丈夫でしょう。

ちなみに、公式では「5ジップライダース」と呼び、海外ではコチラが主流の呼び方となっています。

カレンダータグが採用された1999年から展開されており、初期モデルは現在アーカイブとして大きな人気を誇っています。

初期の物は素材やシルエット共に少し野暮ったさがあり、アメリカのライダースの印象に近く、最近の物は比較的スッキリしたシルエットで着られるようなヨーロッパの印象に近いです。

1999年から2003年頃までの初期が一番人気があり、続いて、2007年頃のモデルがシルエットと革の素材感の着やすさもあり人気があります。

シーズン毎に革質や色に違いがあるので、自分の好の一着を見つける楽しさもあるライダースです!

登場シーズン

1998年もしくは1999年~

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「REPRICA」香水

https://www.cosme.com/products/detail.php?product_id=206380

言わずと知れたマルジェラの香水ライン。

通称「レプリカ」です。

マルジェラ在籍時、「レプリカ」はマルジェラが多くの古着を見てきて、それをマルジェラなりの解釈で復刻した物をレプリカとして発表してきました。

ジャーマントレーナーなどがその一つですね。

本来はそういった使い方をされてきたレプリカですが、マルジェラ本人が退陣し、マルジェラチームになってから、そのレプリカの着想を得て2012年からスタートしたの、この香水でした。

ラベルに「時」「場所」「シーン」が記載されており、その時に感じた香りを再現する。

物としてではなく、香りとして当時を表現する。

そのオリジナリティが評価されたとも言えます。

所持率の高さからも伺えますが、マルジェラの中で一番売れているのがこの香水ラインです。

登場シーズン

2012年~

エイズTee

THE FASHION POST

文字が胸元に刻まれたVネックが特徴な一着。

チャリティーとしてリリースされていて、売上の一部がフランスの慈善団体AIDESに寄付されます。

シーズン毎に色を変えて出ているので、毎年何色が出るか楽しみにされているアイテムでもありますね。

胸元の文字は、

「THERE IS MORE ACTION TO BE DONE TO FIGHT AIDS THAN TO WEAR THIS T-SHIRT BUT IT’S A GOOD START(エイズと闘うためにすべき活動はもっとあるが、このTシャツを着ることは良い始まりだ)」

という文字が刻まれています。

登場シーズン

1994AW~

価格も2000年頃は6000円程、2014年頃は11000円、現在では22000円程とブランドイメージに合わせて定価が大きく上昇しているアイテムでもあります。

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ジャーマントレーナー

https://www.arknets.co.jp/storestaff/blogdetail.aspx?article_id=235200

古着をマルジェラの解釈で再現したレプリカラインから登場したのがこのジャーマントレーナー。

ドイツ軍のミリタリーシューズを元にデザインされており、スタイリッシュで無駄を省いたミニマムなデザインが特徴的な一足です。

現在もデザインや色を変え登場しており、過去の物と現在の物とでは革質も少し違った物となっています。

落書きを施した初期のアーティザナルやペンキを塗りたくったジャーマントレーナーなどはマルジェラの中でも重要なピース。

今では様々なブランドがジャーマントレーナーをオマージュしたデザインを出していることからも、マルジェラの物を見るセンスを鑑みることができるアイテムともなっています。

登場シーズン

2002年~だと思われます。

エルボーパッチ

マルジェラのメンズアイテムで、人気の物にエルボーパッチを施したシリーズがあります。

エルボーパッチニットやエルボーパッチスウェットですね。

レザー素材のひじあてを施したものですね。(レザーではないひじあてが付く物もあります。)

耐久性を高め、ジャケットを着た時の袖通りも良くなります。

デザインとしても機能的にも上品なアイテム。

ちなみに、初期のエルボーパッチは楕円ではなく、角ばった形のパッチとなっています。

https://page.auctions.yahoo.co.jp/

登場シーズン

1999AW~だと思われます。

ドライバーズニット

https://www.ragtag.jp/

名前の通り、トラックの運転手が着ていたニットをベースに作られた物。

座席から降りるときに引っ掛かったりしないように、ポケットなどのデザインが省かれたシンプルな物となっています。

袖がないベストモデルもあり、ニットアイテムとしてどちらもかなりの人気です。

ウール素材の物は結構チクチクしますが、それでもコットンよりウールの方が人気がある印象ですね。

定価が違うのもあって、ウールの方が中古価格も高めで人気。

ですが、個人的にはコットンタイプの方が使いやすいと思います。

登場シーズン

1999年頃~

セーラーバッグ

https://www.maisonmargiela.com/

シンプルな形の2WAYレザーバッグ。

旅をするためのバッグというコンセプトの元生まれた、マルジェラ中期の名作バッグとなっています。

旅がコンセプトの為少し大き目の容量と、ニットや上着などをかけられるように取っ手とバッグの間に隙間があるのが特徴です。

レザーではなく、コットンやナイロンタイプなど様々なデザインが出ていますが、やはり黒のレザーが断とつで人気があります。

特に2010年頃の初期の物が革質も良く人気です。

登場シーズン

2011AW~だと思われます。

5AC

https://fashionpost.jp/news/74495

ジョンガリアーノになってからバッグ類にかなりの力を入れ始め、その最初のアイコンバッグとなったのがこの「5AC」です。

売れているハイブランドはバッグの売上が良いので、ハイブランドとして力を入れてきたからこそ出来上がった物でしょう。

いわば、コアな客層に気に入られていたマルタンマルジェラ時代との決別とも言えるのが、この5ACなのではないでしょうか。

ライナーを出し入れする事で、違った見え方をするのが特徴で、ハンドバッグとしてもトートバッグとしても使える2WAYバッグとなっています。

ライナーを出すとカレンダータグが見える仕様となっているので、カレンダータグ推しの現在のマルジェラ感を特に感じやすいアイテムだと思います。

サイズ感もいくつかの中から選べるので、女性にはかなり人気があるようです。

登場シーズン

2016SS~

グラムスラム

https://www.vogue.co.jp/fashion/news/2018-01/24/maison-margiela

5ACに続いてのアイコンバッグとして登場したのがこのグラムスラム。

まくらの様なキルティングのフカフカとしたデザインが特徴的なバッグとなっています。

トートバッグ・クラッチバッグ・ショルダーバッグの3WAYで使用することができ、使い勝手の良さも特徴。

他にないデザインで、新しいマルジェラを代表するバッグとなっています。

登場シーズン

2018SS~

カメラマンバッグ

https://fashion.aucfan.com/

マルジェラのバッグの中では知っている人も多くはないのが、このカメラマンバッグ。

アーティザナルとして登場していた初期の物になります。

現行モデルでもカメラマンバッグと付く商品名の物はありますが、それとは全く別物。

初期らしく少し野暮ったさも感じる大き目のバッグで、名前の通りカメラを入れて持ち運ぶためのバッグとなっています。

現在小さめのバッグが流行するなかで、少し大きすぎるくらいのバッグにはなりますが、良い意味での初期のマルジェラらしい作品です。

市場にもほとんど出回らないレアなアイテムなので探しているコレクターも多いですね。

登場シーズン

2000AW~2001年頃まで

ステレオタイプバックパック

https://www.maisonmargiela.com/

ステレオタイプと書かれたネームタグが付いた大き目のバックパック。

ステレオイプシーズンの復刻というわけではないようですが、そのシーズンから着想を得たアイテムになっているのでしょう。

ジョンガリアーノになってからの使い勝手の良いリュックです。

いたって普通の形で、珍しいデザインがあるわけではないですが、4つタグの位置など、マルジェラだと一目で分かるので、現在のマルジェラが好きな方からの人気はあるようですね。

登場シーズン

2018AW~と思われます。

パックTee

https://spur.hpplus.jp/fashion/essentials/201604/04/Rpk5RCA/amp/

3枚パックで販売しているパックTEE。

シンプルなTシャツが3枚組で5万円程とかなり高額ですが、マルジェラ入門にもおすすめされやすいアイテムです。

登場シーズン

2015年頃~

カラーレスジャケット

https://www.maisonmargiela.com

ジョンガリアーノになって以降の定番として定着しているのが、こちらのカラーレスジャケット。

実はマルジェラ時代も、90年代に少しだけ似たデザインが登場していました。

ジョンガリアーノは過去のマルジェラから着想を得ていることも多いので、オマージュと言えなくもないかもしれないのかもしれません。

シンプルでスタイリッシュな装いはよりカッティングの得意なジョンガリアーノらしい一着。

ジョンガリアーノになってから、メンズで定番となるアイテムは多くないのですが、その中で一番ヒットし、定番化しているアイテムとも言えます。

登場シーズン

2015年頃~

マックイーンパンツ

https://fashion.aucfan.com/

マルジェラのパンツの中でメンズラインが登場した定番として形を変えながらも販売され続けているのがこのマックイーンパンツ、別名サイドシームレスパンツです。

このアイテム名を知っている人はマルジェラ好きだと分かる指標にもなる気がします。

その特徴はサイドポケットとベルトループがなく、横のシームがない事。

そして真っすぐに落ちるストレートシルエット。

ミニマムなデザインながらも、考えられた形となっているのがこのパンツですよね。

履くと細くなく太くもなく、少し野暮ったさも感じるくらいのシルエットになります。

現在でもリリースされており、上の特徴を持っていないマックイーンパンツも多数あります。

特に初期モデルは残存数も少なく、初期特有のサイドに付いたコインポケットなどのディテールは魅力的です。

持つなら初期だと思いますが、ベルトループがない為ジャストサイズでしか履けません。

ですので、自分に合ったサイズを見つかるのがかなり難しいアイテムだと思います。

登場シーズン

1999SS~だと思われます。

アナトミックパンツ

https://fashion.aucfan.com/

マックイーンパンツと合わせて、マルジェラの2大パンツのもう一つがこのアナトミックパンツ。

コチラはマックイーンパンツと違いすでに廃版になってしまったアイテムです。

ですが、その魅力はマックイーンパンツに引けを取りません。

特長はフロントのボタンが2つ並んでいる所と、サイドのシームが内側に入り込むことで、パンツが弧を描くような立体的なシルエットになっている所です。

少し足先がフレアになっているのも特徴ですね。

人間の人体を考えて作られたパンツで、足にちょうどよくなじみます。

登場シーズン

1999SS~

M-65 ジャケット

https://aucfree.com/

マルジェラのメンズラインが登場した後に、人気を博したM-65ジャケット。

初期はオイルドタイプの物が多く、後にオイルドではないコットンタイプが登場しているようです。

マルジェラ好きで知られるトムヨークがライブはもちろん、プライベートで着用していたことも相まってかなりの人気があり、店頭では完売していたアイテムでした。

登場シーズン

2000AW~(と思われます。)

カーコート

https://fashion.aucfan.com/yahoo/u294832636/

マルジェラの1990年代後半から2000年頃の名作と言えるのがカーコート。

前身頃に2つの大きなポケットがあるのが特徴のコートです。

最初はレディースとして登場していましたが、1999年のメンズライン開始と共にメンズモデルもリリースされたと思われます。

メンズの方が2つのポケットが少し斜めに八の字のように配置されているのが特徴です。

丈感やデザイン的には現在アーカイブとしての人気は落ち着いていますが、今後も再燃する可能性の高い知る人ぞ知るアーカイブだと思います。

登場シーズン

1990年代後半~2000年頃までと思われます。

スクエアトゥブーツ

https://fashion.aucfan.com/

つま先がスクエアの形になっている初期にリリースされていたブーツ。

ウエスタンっぽさもありますが、装飾がなくシンプルな分、洗練されたミニマム感もあります。

どこを再構築したかよくわからない、アーティザナルの物もありますが、10ラインからリリースされている物が多いですね。

初期特有のビニールタグを見られるのも、このスクエアトゥブーツの特徴。(内側に縫い付けられています。)

ペンキ塗装を施したペンキモデルもありますよ!(それがアーティザナルじゃなかったりするから、よく分からないです。)

登場シーズン

1999年~

ペンキデニム

https://fashion.aucfan.com/

マルジェラのアーティザナルの代表的な手法がペンキ加工。

そして、最も多いと思われるのがペンキデニムです。

リーバイスやリーのデニムに、黒または白のペンキを塗装し新しいアイテムとして再構築しています。

アーティザナルとしては比較的で回り易いアイテムですが、それでも現在状態が良くサイズも良い物は希少です。

洗えないパンツとしても知られていますが、過去のマルジェラ好きな是非一足は持って置きたいアイテムですね。

登場シーズン

最初期が1992SS

1992SSの復刻が1994AW

現在アーティザナルとして出回っている物は2000年頃の物と思われます。

再構築デニム

https://fashion.aucfan.com/

古着のデニムを裁断しリメイクを施し再構築したマルジェラらしい一着。

マルジェラのアーカイブと言えば再構築と言われるほどの人気があり、リメイク物を世に打ち出した元祖と言っても過言ではありません。(実際にはそれ以前からリメイクという物はあったようですが。)

再構築元にはリーバイスやリーが多く、その他のデニムブランドを再構築している場合もあります。

デニムパンツ、デニムジャケット共に再構築物があり、ひとつひとつ細かいデザインが違うので、自分の気に入った物を探す楽しさもあります。

登場シーズン

2000年頃

4連リング

https://item.fril.jp/c2c215a3feb7bbb19a12f892b51e9b9e

マルジェラの中でリングは使い勝手の良いアイテム。

その中でも、4つセットでリリースされているのが、4連リングと呼ばれるアイテムです。

チェーンでつながった物、ダイヤが付いた物などデザインは様々ありますが、ベーシックな物が人気ですね。

登場シーズン

2014年頃~

ナンバーリング

https://item.fril.jp/

マルジェラのアイコンでもある数字が刻まれたリング。

リングには10~16までの数字が刻まれ、11に丸がついています。

マルジェラチーム時代からリリースされており、現在もリリースされ続けている息の長いアイテムでもありますね。

丸みのある物と、角ばった比較的新しい物があり、丸みがある2010年頃の方が数も少なく人気があります。

付けやすいリングなので、メンズ・レディース問わず人気のアイテムと言えるでしょう。

登場シーズン

2014年頃~

ツイストリング

https://fashion.aucfan.com/

マルジェラのナンバーリングをねじったようなデザインにしたものがツイストリング。

通常のナンバーリングよりもデザインが強いので、デザインらしくひねりの効いたアイテムが好きな方におすすめです。

登場シーズン

2016年~

スプーンリング

https://www.mercari.com/

スプーンをリングに再構築したのがスプーンリング。

アーティザナルのスプーンリングは現在ほとんど目にすることもできません。

リングにマルジェラの刻印もないので、本物かどうかの判断も難しいですしね。

また、2007年頃にもスプーンリング自体はリリースされており、こちらは再構築品ではなく、スプーンの取っ手の形をしたリングとなっています。

マルジェラとしては比較的新しい物なのですが、中古に出回る数もそこまで多くなくファンにも人気のアイテムです。

2種類デザインがあり、どちらも金と銀の2種類、計4種類あります。

登場シーズン

アーティザナルは2000年頃

11ラインの物は2007年頃と思われます。

フォークバングル

https://item.fril.jp/

実際のフォークをバングルとして再構築したのが、マルジェラのフォークバングル。

アーティザナルのひとつです。

デザイン的にも高い人気を誇り、YOUTUBER のハズムさんが紹介したことで人気に拍車をかけました。

7年ほど前は10万円程度で取引されていましたが、現在では20万円を超える価格で取引されています。

登場シーズン

2001SS

弾丸ネックレス

https://aucfree.com/

実際の弾丸をネックレストップとして再構築した弾丸ネックレス。

レザーの紐が付いてきます。

こちらもアーティザナルです。

当時の銃刀法的には普通に販売できたんですかね?

気になります。

短い銃弾がネックレスで使われていますが、長い銃弾タイプのキーホルダーもあります。

もちろん、そちらもアーティザナルです。

登場シーズン

2004年頃

コルクネックレス

https://twitter.com/

2000年にミレニアム記念アイテムとしてリリースされたアイテム。

コルクに2000の文字と、蓋の部分に1989の文字が書かれています。

当時こそ人気はそれほどだったようですが、現在ではコレクター物の一品です。

似たデザインの物をノベルティーで配っていたりします。

登場シーズン

2000年

ダイスネックレス

https://www.mercari.com/

サイコロをモチーフにネックレスにしたダイスネックレス。

数年前こそ、他のネックレスと変わりのない人気と相場だったのですが、ユーチューバーの着用などもあり人気と相場がうなぎ上りとなったアイテム。

現在相場は7万~とかなり高騰したアイテムでもあります。

意外と他にないデザインで、被ることも少ないので探してみたいアイテムでしょう。

登場シーズン

2005AW

レザーグローブネックレス

https://aucfree.com/

がま口のレザーグローブをネックレスに落とし込んだアーティザナルアイテム。

1998年と1999年にリリースされました。

2018年に開催されたガリエラの展示会でも展示されており、アーカイブピースとなっています。

H&Mコラボでも復刻されています。

登場シーズン

1998年~1999年

樹脂加工ネックレス

https://item.rakuten.co.jp/

樹脂でコーティングされたネックレス。

アーティザナルラインのアイテムです。

カギやハサミなどがコーティングされており、こちらもほとんど中古に出ないアーカイブピースとなっています。

登場シーズン

2003AWと思われます。

紙幣デザイン財布

https://item.rakuten.co.jp/

紙幣を財布に落とし込んだデザインが特徴の財布。

財布に紙幣を張り付けてたようなデザインで、紙幣は剥がして使えるようです。

2008年にリリースされた物になります。

ユーロ・ドル・円紙幣デザインの物があるようですが、円紙幣の物は日本入荷がなかったようなのでさらに希少ですね。

登場シーズン

2008年頃

ミラーボールジャケット

ミラーボールに付けられる反射鏡をジャケットの襟に配したアイテム。

価格の高騰などはないですが、H&Mでも復刻されており、今後アーカイブピースになり得るアイテムでもあると思います。

シャツやパンツなどもあります。

登場シーズン

2009SS

転写Tシャツ

https://fashion.aucfan.com/

マルジェラのアーティザナルの中でペンキ系に次いで多いのが転写アイテム。

その中でTシャツは特に多いですね。

数字やマフラー・ジャケットのなどを転写した物が多く、比較的新しい物だと、ジャーマントレーナーやグローブの絵を転写したものがあります。

転写はマルジェラが初期から使い続けてきた手法で、マルジェラ本人の師匠でもあるジャンポールゴルチエが得意としてきたのも転写です。

マルジェラらしさを感じたい方には特におすすめのアイテムですね!

登場シーズン

Tシャツは1999年頃

初期の転写は1989SS~

ストックマン

https://fashion.aucfan.com/

服の製造過程を表現した、1997年にストックマン(トルソー)をモチーフにして発表されたシーズン。

リネン素材で作られたベストなど、最初期の物は博物館級のアイテムとして展示されていることが多いです。

中古にはほとんど出ることがない、激レアなアイテムですね。

登場シーズン

1997年

デュベットコート

https://www.dailymotion.com/

布団をそのまま洋服に昇華させた通称布団コート。

布団のシーツを変えるように、柄を変えて着用することができます。

こちらも、かなりのレアもので中古市場にほとんど出回ることがないアーカイブピースとなっています。

登場シーズン

1999AW

デストロイニット

グランジファッションに火を付けた90年代のマルジェラらしい、ダメージ加工の施されたニット。

煌びやかなファッションの多かった当時、このデザインをコレクションで発表することができたことがマルジェラの凄さなのだと、コレを見ると理解することができます。

その後も、このディテールは見られ、特に2000年秋冬のオーバーサイズコレクションに多く見られたデザインです。

このシーズンの物は値段も段違いで高いですね。

また、現行品のデストロイニットも人気があります。

登場シーズン

2000AW

ハンマースリーブニット

https://fashion.aucfan.com/

ニットのデザインの中でも初期に見られるハンマースリーブと呼ばれるデザイン。

袖の独特の方の切り替えが特徴的で、この方の切り替えをハンマースリーブと呼びます。

丁度セットインスリーブとラグランスリーブの間の様な方が綺麗に落ちるシルエットが魅力と言えます。

中古価格も普通のニットに比べて高くなりがちですね。

アーカイブにしか見られないデザインと言われていますが、現行物の中にもたまにあるように思います。

登場シーズン

1999年頃~

マルジェラ × リーボック

https://www.maisonmargiela.com/

最近話題となったマルジェラとリーボックのコラボ。

足先が足袋のように別れたポンプフューリーとなっています。

スニーカーの新しいアイテムとして高い人気を誇っており、すでに何パターン物デザインがリリースされています。

ポンプフューリー×タビは高額だったため、そこまで多く出回らなかった印象ですが、クラシック×タビはプレ値が付くほど人気となり、多くの人が手に取ったように思います。

最近のマルジェラの中で特に売れたコラボとなりましたね。

登場シーズン

2020AW~

マルジェラ × G-SHOCK

https://www.fashion-press.net/

3000本限定で販売されたG-SHOCK とマルジェラのコラボアイテム。

バングルとのセットで販売された銀色に輝くマルジェラらしい腕時計となっています。

また、ひとつひとつにシリアルナンバーが刻印されているので、自分の好きなナンバーやマルジェラの数字とも言える「9」のナンバーが入った物を探すのも面白いかと。

3000本限定ですが、意外と出回っています。

また、東北チャリティーモデルが311本限定で再販されています。

こちらはシリアルナンバーの代わりに、「LOVE FROM OPENING CEREMONY」と刻印されています。

登場シーズン

2013年

マルジェラ × マイキータ

https://www.ponmeganeweb.com/

マルジェラとメガネブランドの「マイキータ」のコラボアイテム。

細いフレームの物が人気があり、サングラスとしてとてもカッコイイアイテムです。

著名人が着用していることも多く、その点も人気となっている理由ですね。

登場シーズン

2014年

フラットガーメントシリーズ

https://fashion.aucfan.com/

続いてフラットガーメントシリーズ。通称「平面」

1997年春夏のコレクションで、工場で服が畳んで納品される様子からインスパイアされて作られました。

畳んだ時に平面になるのがその名の通りの特徴で、立体的に表現される服を合えて平面で表現するというマルジェラらしい作品となっています。

デザイナーがガリアーノになった現行品でもこの平面シリーズからインスパイアされているアイテムがあるように思います。

登場シーズン

1997SS

オーバーサイズシリーズ

https://www.vogue.com/fashion-shows/fall-2000-ready-to-wear/maison-martin-margiela

2000年春夏と秋冬に登場したのが通常の倍のサイズというコンセプトの元製作されたオーバーサイズコレクション。

現在のオーバーサイズブームも合わさって、今現在最も中古価格が上昇しているシリーズでもあります。

このデザインを2000年当時にリリースしていたというのがマルジェラの凄いところですよね。

トレンドが追いついたと言える、まさにアンチモードを掲げていた当時のマルジェラらしいデザイナと思います。

登場シーズン

2000SS~2001SS

ドールシリーズ

https://agnautacouture.com/2012/02/26/barbies-influence-in-fashion/

マルジェラのアーカイブと言えば「ドール」と言われていたほど、当時人気を誇ったのがこのドールシリーズです。

人形の服を人間サイズにするというコンセプトの元作られており、大き目のボタンや襟、太いゲージのニットなど、人形の服を忠実に再現しています。

1994年の秋冬にリリースされ、1999年には復刻もされました。

登場シーズン

1994AW

復刻が1999年

落書きシリーズ

https://fashion.aucfan.com/

マルジェラを象徴するデザインに「落書き」があります。

本当にただの落書きと言うわけではありませんが、誰かが遊び心を持って書いたような絵や文字をジャーマントレーナーに落とし込んだデザインが有名です。

この落書きジャーマンは最近でも復刻されるほどの根強い人気があり、マルジェラのアーカイブ好きからは一度は手にしたいアイテムとして名前が挙がるほどのアイテムとなっています。

登場シーズン

2000年頃

H&M シリーズ

https://www.fashion-press.net

H&Mが過去のアイテムの中からピックアップして復刻したコラボ。

話題性はもちろん、その復刻品の出来栄えなども高く評価されました。

即完売したアイテムも多く、現在かなり高額で取引されるアイテムもあります。

登場シーズン

2012年

MM6 ジャパニーズバッグ

https://item.rakuten.co.jp/

マルジェラのデュフュージョンラインである「MM6」

その中の代表的なアイテムがジャパニーズバッグです。

三角の形が珍しいデザインで、風呂敷結んでを持っているようにも見えます。

価格も安く、メンズ・レディース共に人気があるので、マルジェラのもう一つのアイコンバッグと言えるでしょう。

登場シーズン

2016年頃

スノードーム

https://tokyo-recycle.net/

マルジェラのコレクションの中で「オブジェと出版物のコレクション」ラインである⑬

洋服だけでなく、こういったオブジェもマルジェラを楽しめる一つのアイテムとなっています。

白い雪が舞う姿はマルジェラらしさがあり、オブジェとしてマルジェラを深く感じられるアイテムです。

登場シーズン

2009AW

ボトルランプ

https://tokyo-recycle.net/

ワインボトルなどをランプに再構築したアイテム。

部屋のインテリアとして抜群に雰囲気があります。

中古価格も高額で、マルジェラを楽しめるインテリアとしてファンの間でも人気の高いアイテムです。

登場シーズン

2009AW(海外での販売)

マトリョーシカ

https://fashion.aucfan.com/

コチラも⑬ラインから登場したマトリョーシカ。

白い無地のデザインがまたマルジェラらしい匿名性を感じます。

登場シーズン

2009AW

トロンプルイユドアステッカー

https://www.maisonmargiela.com/

転写シリーズの中でも特大のステッカーとして登場したのがこのトロンプルイユドアステッカーです。

ドアの様なだまし絵ですね。

絵画のように飾れる、面白いアイテム。

中古価格はシールにしては高額ですが、インテリアとして活躍してくれそうです。

登場シーズン

2013年と思われます。

終わりに

以上、マルジェラの定番から名作、またコアなアイテムまでを幅広く紹介させてもらいました。

全て個人で調べている情報なので、間違いもあるかもしれませんが、その際は是非コメントでお伝えください。

マルジェラ好きこそ楽しんでもらえる内容になっていると思いますので、ぜひマルジェラ好きはコレも名作に入れてくれ!

と言うものがありましたらコメントいただければと思います!

それではまた。

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fukusuke

■ブランド古着屋で5年間勤務! ■ドメ・インポートのデザイナーズからヴィンテージまでのバイイングを担当して、1万点以上の洋服を見てきた視点から情報発信しています。 ■マルジェラをはじめ、洋服の収集癖あり。

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