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HELMUT LANG(ヘルムートラング)の名作アーカイブアイテム

2022年12月22日

近年アーカイブが急激に高騰しているヘルムートラング。

インフルエンサーの着用もあってか、以前よりもかなりマス層まで浸透してきているように思います。

そこで今回はヘルムートラングの名作についてまとめてみたました!

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こんにちは!

古着屋店員の「fukusuke(@fukusukeblog)」です!


ブランド好き、アーカイブ好きなら特に知っている方も多いヘルムートラング。

現行でも人気のあるブランドですが、そのアーカイブは近年さらに高騰中です。

今回はそんなヘルムートラングのアーカイブ品。

特に名作と呼ばれるアーカイブを中心にまとめてみました!

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ヘルムートラングのデザインとは

ヘルムートラングのデザインの根本はミニマム。

シンプルで洗練されたデザインが根幹にあり、そこにミリタリーテイストや新しいファブリックを組み合わせたような、シンプルさと型破りなモードさを兼ね備えたブランドと言えます。

ミリタリーテイストのアイテムがやはり人気ですが、その他にもデニムアイテムもファンの多いアイテムです。

本人がデザインしていたシーズン

ヘルムートラングはヘルムートラング自身が、1976年に始めたブランドです。

現在でも続いているブランドではありますが、2005年1月にヘルムートラング自身はデザイナーを退任。

ですので、本人期と言われる、ヘルムートラング自身がデザインしていた物は05ssまでのアイテムとなります。

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GRT(Gruppo Tessile Riunito)タグ

https://fashion.aucfan.com/

90s のヘルムートラングにたまに付いているのがこの GTR と記載されたタグ。

イタリアの「Gruppo Tessile Riunito」というメーカーの名前で、テキスタイルをヘルムートラングに提供していたようです。

ヘルムートラングが素材を大切にしていたと感じるデニム。

そして、ヴィンテージの風合いを持ったような特殊な生地。

このようなアイテムによくこのタグが付いている印象です。

また、90年代後半のヘルムートラングを商業的にも成功させることができたのは、このメーカーとの協力があったからとも言われています。

ヘルムートラングのアーカイブを見るうえでも、ひとつ気になるポイントですね!

名作

では、ここからはヘルムートラングの名作アイテムについてお伝えしていきます。

ASTRO MOTO(アストロシリーズ)

99AWに発表されたアストロシリーズ。

アストロバイカーは特に有名でヘルムートラングの中でも特に名作とされているアイテムです。

宇宙服からインスパイアを受けて作られており、シルバーなどのアイテムはまさにNASAの宇宙服のイメージを感じます。

レトロフューチャーな雰囲気もありますね!

アストロバイカージャケットの特徴はテーピングや首元のファー・内側のショルダーストラップです。

ヘルムートのアーカイブの中でも高額で取引されています。

ラインペイント

1996~1997年に多く登場しているラインペイントのアイテム。

一本線の物やプリズナーパンツのように全体に何本かラインが入った物など、種類も多いシリーズです。

全体にラインの入ったプリズナーパンツが人気で、1996年のプリズナーパンツは特に希少です。

3本線のデニムジャケットは復刻もされています。

ペンキデニム

ヘルムートらしいミニマムなストレートデニムにペンキ加工を施したアイテム。

ペンキ加工と言えばマルジェラを連想する方も多いと思いますが、このようなペンキの汚れ加工はヘルムートの方が先でしょう。

他アイテムに比べて球数は比較的多いとは思うのですが、徐々に価格が上がり続けているアイテムです。

防弾チョッキ

この防弾チョッキベストもヘルムートラングを代表するアイテムのひとつ。

90年代後半の数シーズンに渡って、素材や色を変えてリリースしていた名作です。

アイコニックなデザインだけに、分かる人には分かるアイテムとしてファン人気の高いアーカイブですね!

ボンデージ

洋服を身体に合わせて固定する用途でミリタリー物によく使われるボンテージ。

そのボンテージ要素をふんだんに取り入れたアイテムもヘルムートラングの人気アイテムのひとつ。

ボンテージの巻き方を変えられたりと、自由度の高いアイテムも多く、こちらもファンの多いシリーズとなっています。

ミリタリーデザイン

最後に、大きなカテゴリになってしまいますが、ミリタリー系のアイテムはヘルムートラングの真骨頂。

戦いの為だけに作られたミニマムな仕様のミリタリーは、ヘルムートラングのミニマムなデザインの原型です。

ブランドがやりがちなミリタリーから形をとってきただけのデザインとは異なり、ヘルムートらしさが詰まったミリタリーアイテムは現在も色あせないカッコ良さがあります。

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終わりに

以上、ヘルムートラングのアーカイブについてでした!

現在の古着トレンドでもあるアーカイブですが、それを牽引しているヘルムートラング。

数年前はヘルムートラングの2000年頃のデニムは5,000円以下で購入できたのですが、今では10,000円を越える価格になってきました。

それでも入手しやすい物も多いので、今のうちに手に入れておくのもありかもしれません!

そのほかのアーカイブは中古相場が値上がりすることはあっても、まず値下がりしないアイテムばかりなので、気になっているなら、今がチャンスだと思いますよ!

このほかにもアーカイブについての記事を書いているので、良ければ見てみて下さい!

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COMME des GARCONS や yohji yamamoto ・ MARGTIN MARGIELA・RAF SIMONS・HELMUT LANG などがその筆頭です。

数十年前に作られたアイテムなのに、今見ると新しい。

何より、もう販売されていないので価値のあるアイテム達です。

そんな貴重なアーカイブに触れられる都内のお店を紹介したいと思います。

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■ブランド古着屋で5年間勤務! ■ドメ・インポートのデザイナーズからヴィンテージまでのバイイングを担当して、1万点以上の洋服を見てきた視点から情報発信しています。 ■マルジェラをはじめ、洋服の収集癖あり。

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